廃棄物といっても種類があるのですか?
廃棄する場所や内容物によって何種類かに分かれます。まず一般家庭から発生するものと、事業活動に伴って発生する2種類に大きく分かれます。家庭から発生するものを家庭系一般廃棄物、事業活動に伴って発生するものを産業廃棄物(政令で定める19種類の廃棄物)と事業系一般廃棄物(産業廃棄物以外)に分け、処理しています。
また爆発性(廃油、灯油、ベンジンなど)、毒性(強アルカリ、強酸性など)、感染性(注射針など)のある、特に危険なものは特別管理産業廃棄物に分類し、特に厳しく保管や処理方法が決められています。
廃棄物の種類によって処理の仕方が違うのですか?
廃棄物は、種類によって収集運搬方法や手段、処理・処分の場所も違いますし、管理の責任体制も異なります。
一般廃棄物は市町村(ただし東京23区だけは東京都)、産業廃棄物は認可を受けた事業者の責任になります。だから、一般廃棄物は自区内処理の原則にもとづいて各市町村の行政区内で公共の施設で処理しています。産業廃棄物は公認許可を得た民間の施設で処理をします。
廃棄物を処理するときは誰に頼めばいいのですか?
廃棄物を運搬したり処理するには、それぞれ廃棄物の種類と発生場所により事業者でも異なる許可が必要です。必ず許可の種類を確認してから委託業者を決めましょう。
単に料金が安いというだけで決めると処理業者が違法処理で摘発された場合など、排出事業者も責任が問われる場合があり注意が必要です。
一般廃棄物の場合、京都市を例に取ると一般廃棄物処理業(京都市)という許可が必要です。京都市から認可を受けている業者は、すべて京都環境事業協同組合に加盟しています。
廃棄物の処理費用は、どれくらいかかるのですか?
一概には言えませんが、京都市内を例にとると生活系一般廃棄物の通常ゴミは週2回有料ゴミ袋で回収、空き缶、ペットボトルなどの資源ゴミは週1回有料ゴミ袋で回収(処理費用の一部は税金によりまかなわれています)、
粗大ゴミは廃棄物の種類に応じて一品400円から処理費用の一部を市民が直接負担して処理しています。
詳しくは市民美化センター TEL 075-352-5203 までお問い合わせください。
当社の廃棄物処理費用につきましては料金のページをご覧ください
道路からゴミ置き場が遠いのですが回収は可能ですか?
はい、可能です。定期回収はもちろんのこと、大掃除の後の不用品、蔵や倉庫内の不用品の処分から、事務所移転や撤退後の不用品全て運び出しなど廃棄物処理のことならなんでも当社にご相談ください。
引っ越しのため不用品を処分したいのですが大小さまざま、いろんな種類のものがあり費用が心配なのですが…
当社社員が現地をたずね、お見積りいたします。もちろん無料です。気軽に都合のよい日時をお知らせください。
事務所で使っていたテレビやパソコンを処分したいのですが…
オフィス、店舗、工場といった形態にかかわらず、事業所から排出されるゴミはすべて事業系廃棄物となります。生ゴミや紙くずなどは事業系一般廃棄物、家電製品やショーケース、机などの大型ゴミは産業廃棄物として処分しなければなりません。
電気製品ですが、家電リサイクル法に指定されている洗濯機、テレビ、エアコン、冷蔵庫など特定家電製品に指定されているものはメーカーや小売店に引き渡すことになり別途費用が必要になります。事業所から出る廃パソコンは産業廃棄物として処分できます。